プレオルソはお子さまを対象とした、
取り外し可能な「マウスピース型矯正装置」
プレオルソ
主に、3~10歳くらいのお子さまが対象となります。
プレオルソのメリット
装着時間は
日中の1時間+就寝中
日中の都合のよい1時間と、就寝中の装着のみで効果が期待できます。お子さまが積極的に頑張れるようでしたら、日中の装着時間を増やしてあげてください。治療期間の短縮が期待できます。
痛みがほとんどない・
金属アレルギーの心配がない
やわらかい素材でできているため、装着時の痛みはほとんどありません。また、金属は一切使用しませんので、金属アレルギーの心配もありません。
食事、歯磨きの際のストレスがない
食事、歯磨きの際には装置を取り外します。食べ物が詰まる・食べにくい、磨きにくいということがありません。
プレオルソの4つの特徴
1歯並びの乱れの根本的問題にアプローチできる
口呼吸や舌癖など、歯並びの乱れの根本的原因にアプローチする治療です。
そのため、治療終了後の後戻りのリスクも少なくなります。
2型取りの必要がない
装置を温めることで形を調整できます。
そのため、型取りをする必要はありません。
3口腔の清潔が保たれる
食事、歯磨きの際には装置を取り外します。また装置自体も、取り外して洗えるため、お口の中が清潔に保たれます。
固定式の装置と比べると、むし歯リスクが抑えられます。
4アクティビティとの併用でさらに高い効果が期待できる
お口の筋肉の簡単なトレーニング「アクティビティ」と並行して取り組むことで、より高い効果が期待できます。
プレオルソの基本はご自宅で使用します
日中
日中のどこかで1時間、毎日装着してください。幼稚園や学校へ着けていくと紛失などの可能性もあるため、基本的にはご自宅で装着します。お子さまが頑張れるようでしたら、装着時間を長くします。治療期間の短縮が期待できます。なお、プレオルソを装着した状態でも会話はできます。
就寝時
装置を装着して、お休みください。
寝ているあいだに口があいてしまう場合には、唇をテープで留めます。
プレオルソの毎日のお手入れ方法
プレオルソの毎日のお手入れ方法をご紹介します。
治療を行う際に改めてご説明いたしますので、ご安心ください。
毎日のお手入れ
歯ブラシと中性洗剤で、装置を磨きます。その後、次に使用するまで保管してください。
※注意点
- 熱湯は変形の恐れがあるため使用できません。水を使用してください。
- 歯磨き粉は装置を傷つけてしまう恐れがあるため使用できません。
しっかりお手入れしたい時の方法
入れ歯洗浄剤に浸して洗っていただけます。頻度は、週に1回を目安としてください。
なお、入れ歯洗浄剤のかわりに、4倍に薄めた哺乳瓶用の除菌液を使用することもできます。
※注意点
- 哺乳瓶用の除菌液に浸すのは、1分ほどに留めてください。
色が変わってしまうおそれがあります。
ただし、変色した場合にも機能面では問題ありません。
そのままご使用いただけます。
マイオブレースのQ&A
プレオルソは、一般的な矯正装置のように「歯を動かして直接的に歯並びを改善する」ものではありません。歯並びの乱れの原因となる癖・習慣を改善したり、お口の筋肉を鍛えることで、「間接的に歯並びの改善・歯並びの乱れの予防を行う」ものです。
ワイヤー矯正のように、歯に強い力をかけるものではありませんので、痛みはほとんどありません。
3~10歳を目安としてください。
症例により異なりますが、早ければ1~2カ月使用したころに効果を実感できます。
治療期間は、1年~1年半ほどを目安としてください。
装置を使用するだけでなく、アクティビティに積極的に取り組みましょう。また、日中の装着時間を長くすることでも、治療期間の短縮が期待できます。
ただし、どちらも無理に押し付けるとお子さまのモチベーションが下がってしまいます。様子を見ながら、調整していきましょう。