一生健康な歯で過ごしていただくために歯の予防を!
当院では、一生を健康な歯・お口で過ごしていただくため、お子さまの頃からのむし歯予防に積極的に取り組んでおります。 痛い思いをせずにこれを達成するためには、0歳からの定期検診・予防を習慣づけることが大切です。ご来院の際には、お子さまへの歯磨き指導・保護者様への仕上げ磨き指導、生活習慣のアドバイスなども行います。
たの歯科虫歯ゼロ1000人プロジェクト
初めての歯科検診は生後半年頃が目安です。生え始めた乳歯のケア方法、今後役立つ予防法をお伝えします。またその後も、定期的に検診に来ていただくようお願いします。 むし歯リスクの高い14歳頃までにむし歯を作らないことが大切です。 ただ、もしむし歯ができてしまったときにも、過度に気になさらないでください。そのときそのときでしっかりと治療し、次の予防につなげることが大切です。
当院で行う歯の予防のためのメニュー
定期検診・予防では、以下のようなことを行います。
口腔内のチェック
むし歯や歯並びの乱れ、その他口腔トラブルがないかをチェックします。
歯のクリーニング(歯石取りなど)
磨き残した歯垢、歯垢が石灰化した歯石を、専用の道具を使って除去します。
むし歯(虫歯)治療
お子さまの心身に配慮した、優しいむし歯治療を行います。緊急を要する場合を除き、押さえつけて治療をするといったことはありません。
また、笑気ガス(笑気麻酔)にも対応しております。不安感が強いお子さま、嘔吐反射が出やすいお子さまには特におすすめします。
ブラッシング指導
歯ブラシが持てるお子さまには、ブラッシング指導を行います。また保護者様には、仕上げ磨きの指導を行います。
フッ素塗布
歯質を強化し、歯の再石灰化を促す高濃度のフッ素を塗布します。0歳から受けられる予防メニューです。
シーラント
汚れが溜まりやすく磨きづらい奥歯の溝を、フッ素入りの樹脂で予め埋めておきます。シーラントにより歯が傷ついたり、痛みが生じたりといったことはありません。
生活習慣のアドバイス
食習慣や歯磨きのタイミングなど、生活習慣についてのアドバイスをいたします。
また、歯並びの乱れの原因となる口呼吸、舌癖、頬杖などがある場合にはその改善にも取り組みます。
ポイックウォーターをおすすめしています
ポイックウォーターってなに?
生体免疫由来の除菌システムですので、お薬ではありませんので安心してお使いいただけます。
お口の中のタンパク質を除去しながら除菌水に変わります。
使用方法について
Step1.
Step2.
Step3.
ワンポイント
注意事項
お口の中が、汚れていれば汚れている 人ほど消毒臭がします。ただお口の中がキレイになってくると気にならなくなってきます!
どうしても気になる方は、お湯で半分に薄めてお使いください。
ポイックウォーターはこんな使い方ができます
スプレーボトルなどで希釈し、直接吹き掛けるなどしてご使用下さい。ご不明な点は、スタッフまでお申し付け下さいませ。
下記の内容は、次亜塩素酸水(原液500ppm)に対して、希釈水(水道水・精製水)となります。
出来上がり濃度:250ppm
用途:生ゴミの消臭、入れ歯の除菌、器具の消毒、車の除菌消臭、蛇口の除菌、ペットの消臭除菌、お風呂のカビ対策、歯周病予防
出来上がり濃度:100ppm
用途:新型インフルエンザ、ノロウィルス対策、お部屋、トイレ、タバコ、靴、おもちゃ、タオル、雑巾などの除菌消臭、車いすの除菌
出来上がり濃度:50ppm
用途:手指消毒、口腔内洗浄、食器、まな板、冷蔵庫の除菌、洗濯物の除菌消臭、便座の除菌、マスク、歯ブラシの除菌、専用噴霧器での使用
子供の歯石取りは何歳から?
歯石は、年齢に関係なく歯の表面、歯茎との境目に生じます。0歳からでも乳歯が生えていれば、歯石が付着します。お一人で診療台に座って、お口を開けれるようになれば歯石除去が可能になります。 ですが、歯石自体が虫歯の直接的な原因になりませんので、お子さまの様子を見ながら診療を、当院ではすすめていきます。
そもそも歯石とは?
歯石とは、歯垢が石灰化し硬くこびりついたものです。歯磨きできれいに歯垢を落としたつもりでも、そのうちの一部が石灰化し、歯石となります。生きている以上、「歯石ゼロ」ということはありません。 また、歯石は歯磨きやデンタルフロスでは除去できません。歯科医院で専用の道具を使って取り除きます。歯石そのものがお口の中で悪さをすることはありませんが、歯石のまわりには歯垢が付着しやすく、そこに含まれるむし歯菌・歯周病菌が問題となります。 毎日のセルフケアを丁寧に行いながらも、定期的に歯科医院で歯石を除去することが、むし歯・歯周病の予防において大切になります。
子供の歯は歯石がつきやすい
大人と比べると、子供の歯は歯石がつきやすいと言えます。そこには、次のような理由があります。
歯磨きが不十分
歯磨きが不十分になると、歯石のもととなる歯垢の残存量も多くなります。すると当然、石灰化して歯石になることも多くなります。
歯並びに問題がある
歯並びに問題がある場合も、磨き残しが多くなり、歯垢の量・歯石の量の増加を招きます。
歯石取りのメリット
むし歯・歯肉炎のリスクが低減する
歯石のまわりは、磨き残し歯垢が付着しやすくなっています。歯石を除去することで、歯垢が付着しにくい環境を作り、むし歯・歯肉炎のリスクの低減が期待できます。
口臭を予防できる
歯垢が付着しやすい歯石を除去することで、お口の中の細菌の量が減り、口臭の予防が期待できます。
歯磨きの効率がアップ
歯石がついたままだと、その付近をきれいに磨くことが難しくなります。歯石を除去することで、歯磨きの効率アップが期待できます。
歯石取りQ&A
硬いもので引っかくなどすると、健康な歯まで傷ついてしまいます。また確実に、取り残しが生じます。必ず、歯科医院で取ってもらいましょう。
歯科医院では、歯石を取る専用の道具(スケーラー)を用いて歯石除去を行います。歯、歯茎を傷つけずに、きれいに歯石を除去することができます。
歯茎が炎症を起こしている場合、歯石取りには痛みが伴います。また、出血が起こることもあります。
ただ、これは健康な歯茎へと改善するために必要な処置であり、歯茎の状態が改善すれば、痛みも軽減します。
痛みが想定される場合には、麻酔注射を打つことがあります。
また当院では、リラックスした状態を作り出す笑気麻酔をご用意しておりますので、麻酔の注射の痛みも感じにくくすることが可能です。
ただ、大人の歯周病のように炎症が強いことは稀ですので、お子さまの歯石取りについてはそれほど痛みを心配する必要はないかと思います。
それは、放置してしまい大きくなった歯石を取ったときによく耳にする違和感です。あくまで、歯石を取ったことで本来の歯の形が露わになっただけで、歯を削ってしまったわけではありません。